妊活について③

第二子妊活は初っ端から出鼻をくじかれた気分でした。

いや、体調不良の夫を心配する方が普通なんでしょうね、、、。

しかし!、私としては、もう2歳差か3歳差で第二子を産むチャンスはカウントダウンが始まっている、ということしか考えられず。1月はもう絶対に無理だとわかった時点で、土俵に立つ前に諦めなければいけないんですよ。私はいつでも準備ができているのに!!この1回を無駄にしてしまうことが恐くて、あまりにも残念でした。

とはいえ、どれだけ私が悔しい思いをしても、夫が高熱を出したという事実は変わりません。高熱により、1月の夫の精子は跡形もなく絶滅していたでしょう。

そんな感じで、1月はスキップ。2月はなんとか夫も体調回復したので、スキップせずに妊活を再開することができました。

ここからがとても長く感じました。

排卵日がはっきりわからないので、とりあえずアプリがおしえてくれる排卵期に数回タイミングをとっていました。

理想は自然にまかせて、、、とか言いたかったですが、もうムードもへったくれもない感じで、義務感というか、やらなければいけない感満載でした。夫もこんな妻では全然その気になれなかったことでしょう。 

その気になれない原因は、自分が母親になったことによる夫婦の関係性の変化もありましたが、単純に毎日の寝不足や疲労が溜まっていることも大きいと思います。

娘はもうすぐ2歳ですが、まだ夜の寝かしつけは授乳が欠かせず、夜間も2回ほど起きたタイミングで添い乳しています。最近はようやく夜泣きは減りましたが、母乳が少なくなってきて頻回に授乳をもとめられる日はお預けにすることもあり、その時はギャン泣きです。その度に卒乳できる気がしないなと思っています。

どれだけ泣こうが、夫はそんなこと知る由もなく、2階で一人でぐっすり眠っています。私はずっと娘と2人で寝ているのですが、今思い返すと、朝まで起きずに寝られた日は本当に一度もありません。抱っこや授乳で体はバキバキですし、少しずつ自我が芽生えてきて、その対応で大変なことも多いです。

そんな毎日で、娘がやっと寝て解放された時間に、性欲を満たしたいという気持ちには全くならないわけです。一刻も早く寝たいです。もしくは、寝る間を惜しんですることは、日中にできない自分の好きなことしたいです。

にも関わらず、夫は残業で帰りが遅い。帰宅してからも、携帯を見ながらチンタラご飯を食べ、ゆーーーーーっくりトイレに入って携帯をいじり、お風呂も携帯を見ながらゆっくり湯船に浸かり、携帯をみながらゆっくり歯磨きし、、、今日タイミングとるって言ったよね?となるわけです。

夫の携帯を葬りたいと何回思ったかわかりません。

仕事から疲れて帰ってきたんだから、ゆっくりさせてあげようという気持ちを持てたら楽ですが、私はそんなに優しくありません。あなたはゆっくり寝られるからいいでしょうけど、私はこの後も授乳で細切れ睡眠なんですよ?

自分も子どもが欲しいなら、たった数日間ぐらい携帯を置いて、急いでくれてもよくないか?

そういうことをこちらから言わずともやってくれるかどうか、なんですよね。

というように、妊活の足並みが揃わずに摩擦が生じ始めます。

イライラした私はベッドに行っても、ただでさえ無理矢理自分をその気にさせているのに、もう嫌悪感を持った相手となんて苦痛でしかないんですよね。その瞬間は、こんな協力的じゃない人と子ども作っても絶対に苦労が増えるだけ!もう妊活したくない!という気持ちが湧き上がってきます。不機嫌な私に気づいた夫は何に怒っているかわかるわけもなく、理由を説明しても納得できず、ムスッとした妻を抱く気にもならないわけです。

こうして、せっかくのチャンスを不意にすることも何回かありました。そしてその後、私はものすごい後悔に苛まれます。貴重な1回を自分でダメにしてしまい、また一ヶ月のサイクルを繰り返さなければいけません。

妊活していてすごく感じるのは、男女の心と体の負担の違いです。

女性は、妊活の間もそうでないときも毎月体の変化があり、特に妊活の間はその変化に振り回される人も少なくないはずです。女性は月に4回性格が変わるとか言うぐらいですもんね。タイミングをとってからソワソワして待ち、妊娠超初期症状と思われる症状が出ると、「もしかして今回は、、、!」と期待しては、ただの生理前の症状で生理がきて、生理がきても「これはもしかすると着床出血かも!」と淡い期待をしながら、出血量がぐっと増えて、妊娠できなかったことを認めざるを得なくなり、絶望して1週間の生理を受け入れるのです。なんとか開き直って次のタイミングを心待ちにして、また基礎体温とにらめっこの繰り返し。1回ダメなときの絶望と言ったら、、、本当に気が遠くなります。

一方で、男の人のこの一ヶ月のサイクルの体感の長さはきっと違うだろうと思います。そもそも女性のように数日ごとにホルモンバランスが変わったり、特別に〇〇期みたいに決まった期間もないですし、1回逃したとて、自分の体でリセットを感じるようなことはないですよね。この差にどう寄り添えるか、毎回どんな姿勢で臨むのか、ということが女性の心理的負担を減らせる大きなポイントだと、私は考えます。

もちろん個人差はあるとは思いますが、二人で一緒に妊活をしていると感じられることがとても重要なのではないかも思います。

私たち夫婦にはそれができていませんでした。「なぜ私だけが頑張って、なぜ私だけが毎月落ち込んで、体の不調も受け入れなければいけないのか。子どもが欲しいのなら、なぜ同じぐらいに必死になれないのか。」 こんな思いが何度も爆発してしまった時がありました。

きっとこれは妊活あるあるなんでしょうね、、、。

感情爆発を毎月のように重ねながら、ここまできました。もう夫に言いたいことはほとんど言い尽くしました。今ではかなり妊活に協力する姿勢を見せてくれるようになりました。

次は、現状について書きたいと思います。

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